ジョン・スミスでございます。
しばらくぶりの記事ですが、新型マルチコプターのご紹介となります。
この春にAWESOMEから発売されたStormer220をレビュー。
前作のF200より更に全高が低く、アームが前後に延ばされたストレッチフレームとなりました。
フライトコントローラーはAWESOMEオリジナルでTower型のOMNIBUS F4 Puls、前作のF3と同様にVTX一体型となっています。
確かにフレームの高さが低いため、搭載メカを選ぶ構造になっています。
モーターもオリジナルの2308 2200kv、これは6Sバッテリーの搭載を考えたスペックと思われプロペラは5042が標準。
カメラは最近出てきた600TVL CCDでカメラOSDのスイッチが基盤上にある物、16:9の解像度は使用するゴーグルを選ぶことになるでしょう。
フライトコントローラーに一体となっているVTXは、25mW、100mW、200mWと出力調整可能で48ch。
BNF完成機ですので受信機を積んでBetaflightのレシーバー設定だけですぐに飛ばす事が出来ます。
私はフタバS-BUSタイプの受信機を搭載しました。フライトコントローラーに接続するカプラー付きハーネスが同封されています。
ただ、デフォルトのPort設定はUART6にSirial RXスイッチがONになっていますが、接続する場所はUART1ですのでONにする箇所を変更する必要があります。
フレームのアッパーデッキはCUBEタイプのカメラを搭載出来るスペースと、シリコン製のカメラカバーが同封されています。
このStormer220、FPVレーサーとしての用途の他にカメラを積んでフリーフライトとしても考えられていますね。
また6Sも対応可能ということで超高速フリーフライトの楽しみ方も出来そうです。
LED一体ブザーも標準装備です。
全体的な印象は、最新のスペックでバリバリのレーサーでは無く色んな楽しみ方が出来る万能機と思います。
飛ばした感じもそうで、スロットルに対しても過敏過ぎず全体的にマイルドで扱いやすいと感じました。
今回は4Sリポで飛ばしましたが、これが6Sだとまた印象も変わると思います。それでもバランスが良く安定したフライトが可能でしょう。
入門者でもステップアップでも上級者のフリーフライト用でも幅広く対応してくれるでしょう。
John Smyth
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